
RodofAsclepius
私たちが手にしようとしているのは、ただの力ではありません。
我々の力は、人類の未来を決定づけるでしょう。
根源災害の脅威が増す中で、国際社会は混乱と恐怖に晒されています。
その最前線に立ち、秩序を守り、命を救うこと──それこそが我々「RodofAsclepius」の使命です。
──新人職員に向けた訓示
RodofAsclepius
世界秩序の維持を目的として結成された組織
構成人数約143万人。
世界大戦(2020–2032)後の混乱を収束させるため、
国際連合は2033年にRod of Asclepius(RoA)を創設した。
アルケニウムの国際的な管理と、根源災害、テロリストなどへの対処を
担う国際機関である。
◇世界大戦
アルケニウムの利権を巡って勃発した、史上初の世界規模の戦争。
2020年にワイル共和国が隣国であるミランに戦争を仕掛けたことに端を発し、2032年に日京平和条約によって皇国と合衆国の戦争が終結したことで
終結した。
◇国際連合
世界大戦の終結後、かつての国家群は瓦解し、世界には六つの大国だけが生き残った。再び同じ惨禍を繰り返さぬため、各国首脳は協議の末「国際連合」を設立。
国際秩序の維持を担う、唯一の超国家的機関としての役割が期待されたが、その実態は各国の利権が絡み合うチェス盤に過ぎない。
◇金曜日の悪夢と国際連合からの脱退
合衆国軍がRoAに対して行った大規模な襲撃。
この襲撃の結果、RoAは職員の半数近くを失うこととなる。
この事件に国際連合によりRoA中枢に送り込まれた内通者が深く関わっていると判明すると、RoAは国際連合からの独立を決断した。

階級
全ての職員は大きく3つの階級に分けられる。
◇パープル
運営委員会に所属する12人の職員。通称「クロッカー」。
◇ グレー
上級職員。課長・部隊長クラスの職員はここにあてられる。
食堂のメニューを決めるほどの権限を持つ。
◇ レッド
職員の大半はここにあてられる。
下っ端から小隊長クラスまで層が厚い。



組織構造
運営委員会を中枢とし、いくつかの部署が存在する。
◇ 運営委員会
RoAの最高意思決定機関。
代表含め、選抜された12人で構成されている。
◇ 統合作戦指令室
研究部・軍事部・総務部・諜報部・外局を統括する部署。
RoAが何らかの作戦を遂行する際は統合作戦指令室を通して、
各部から人員が集められる。
◇ 軍事部
根源災害やテロリストなどを鎮圧する際の実働部隊。
RoAにおける平和維持の根幹をなす。
◇ 研究部
アルケードラッグや装備品などの開発、および様々な基礎研究を行う。
根源災害や敵の現実改変についての分析を行う事もある。
◇ 総務部
予算の管理から各部署のコーヒーの在庫まで、組織運営を円滑に進めるための実務を幅広く担当している。表舞台には立たないが、彼らの存在なくしてRoAは一日たりとも回らない。
◇ 諜報部
防諜や、敵対組織・危険分子への調査・工作を行う。
全貌は謎に包まれており、内情を詳しく知る職員は限られている。
◇ 法務部
RoAの監査機関。
国際法及び内規に基づき正当な運営が行われているかを判断する安全装置として組織されている。








リクルート
RoAへの入り方
RoAの採用は、正規任用と特別任用の二系統で行われる。
◇正規任用
本部及び各国にある支部に申請を出し、試験に合格することで採用される。採用後は教育課程を修了した後、正式に隊員として登録される。
◇特別任用
通常の試験過程を経ない特例的な採用。スカウト、推薦、あるいは前身組織であるヒノメ皇国軍や合衆国海兵隊からの徴用など、特殊な手続きを経て行われる。
傭兵などもここにあたる。